Characters

本作の舞台は「エールケディス」という名の平和な大地。

世界に存在する種族は大きく分けて4つあり、「エルフ」「ホビット」「ケット・シー」「ドワーフ」となっています。


主人公たち Main characters

光の王子リドゥイアス

Lyduiath the Gleam of rest

西のエルフ、黄金の王ラドゥイアゴスの息子。通称「光の王子」。
性格は「間抜け」と評されることが多く、他のエルフたちからバカにされている。
他の者たちを見返してやりたいとは思うものの、何をしたらいいのかが分からない。
そんなことを3000年も悩み続けるあたり、やはり彼は間抜けなのかもしれない。


【専用スキル】
 循環の理: 味方全員のマナを大回復
【固有スキル】
 マナを読む: マナ消費をせずに味方全体の体力を回復する
【特殊スキル】
 うたう: 通常攻撃が「うたう」に変化する
 (専用武器を装備することで使用可能)

謎の青年ラジアメルス

Rasiumerus the Sky fall

あるとき、遥か彼方の空から落ちてきた赤子を、偶然その場に居たリドゥイアスが間一髪で受け止めた。その時の赤子が、ラジアメルスである。
黄金の王ラドゥイアゴスの寵愛を受けながら、西のエルフに囲まれて育った。
ドライな性格に見える半面、心の中にはもやもやとしたものが渦巻いている模様。


【専用スキル】
 太陽神の援護: 味方全員の攻撃力を上昇させる
【固有スキル】
 独眼竜の威圧: 敵一体の防御力をダウンさせる
 (専用武器を装備することで使用可能)
【特殊スキル】
 脇差: 左手にも武器(短剣)を装備できる

風の王女シルギザンド

Shilegizand the Gusty wind

東のエルフ。夕凪の女王イグリザンドの娘。通称「風の王女」。もしくは「流離い人」、「嵐を呼ぶ女」など。
弓の腕前に定評があり、走りながらでも標的を全て的確に射てみせるだけの技量と伝説の数々を保持している。また彼女は大のケット・シー嫌いとしても有名。


【専用スキル】
 爆嵐刃・斬式: 敵1体に雷属性極大物理攻撃
【固有スキル】
 射撃/アローレイン: 矢を1消費して敵を単体/全体攻撃する
【特殊スキル】
 弓の名手: 弓を装備できる。矢が無ければ攻撃ができない

氷の王女イムリシェンド

Emurischend the Filmy ice

北のエルフ。吹雪の女王ヤムリシェンドの娘。通称「氷の王女」。
リドゥイアスと同じ年に生まれたこともあり、良くも悪くも仲が良い。
なお、彼女の名前である“イムリシェンド”は熊、もしくは勇敢な者を意味する古エルカ語の“イムール”に由来。なのでリドゥイアスは彼女を“熊”と呼ぶ。


【専用スキル】
 氷華絢爛: 敵全体に氷属性極大物理攻撃
【固有スキル】
 挑発: 敵全体を挑発し、自分に注意を引き付ける
【特殊スキル】
 力ため: 力を溜めて、次の攻撃に備える

炎の王子ギズルゼンス

Gezulzence the Roaring flames

南のエルフ。喝采の王ガゼルゼンスの息子。通称「炎の王子」。もしくは「活火山」。
王子という身分にありながらも、自ら行商「霧開き商会」を率いて船で海を渡り、物資の運搬などを一手に引き受けている。公正な取引がモットーで、不正は断じて許さない。


【専用スキル】
 爆炎放射: 敵全体に炎属性極大物理攻撃
【固有スキル】
 全体攻撃: 威力が低めの全体攻撃を行う
 威圧: 敵全体の防御力を低下させる
【特殊スキル】
 強攻撃: 通常攻撃が「強攻撃」に変化する


サブキャラクター Sub characters

双つ星ラシル&メリル

Twins Mage☆Racyl and Melyl

ホビット族。議長ラニャーマ=ゼラギアの命令を受け、エーライア神殿の調査に向かうはずだった双子のかけだし魔道士姉弟。
エーライア神殿から遠く離れた地で迷っていた際に、リドゥイアスらと出会う。

極悪商人メルクゥ=ミャウ・ミャウア

Merchants: Merku-Miau Miauah

ケルンドゥーヌのケット・シー。商業の街ケルンドゥーヌで、一番成功していると謳われる大商人。
だが、彼が保有する財産はどうやらあまり綺麗とはいえないものらしい。
ギズルゼンスのブラックリストには、彼の名前が記載されている。

造船士キルッフ=アルナッハ・トゥーガサ

Naval engineer: Kiluff-Ullunaha Toghutha

ドワーフ族。飛行艇アスタトラン号を作ったドワーフ。
あまり冒険する事を好まない者が多いドワーフ族にしては珍しく、冒険が大好きな変わり者でもある。
以前からシルギザンドと交流があり、お互いに親友と呼び合う仲である。

蔵書館司書フィロランディア

Librarian: Filorondiah

西のエルフ。花と魔法、猫が好きで、それら以外には興味がない。
ラジアメルスにエルカ語の読み書きを教えたのは、他でもない彼女。
リドゥイアスのことは嫌いではないそうだが、彼を避けなければならない事情があるようで……――?


始のエルフ "Beginning Four Elves"

黄金の王ラドゥイアゴス

Laduiagoth the more precious than the gold

西の海にぽつりと浮かぶ島、イグレスラッド島とユーゴルドキア大陸西部に広がる平原を治める西のエルフの王。
「黄金の王」というのは本来誤りで、正しくは「黄金よりも尊き王」であった。
聖杯チャリスから3番目に生まれた始のエルフが一人で、3億年以上の時間を生きている。

吹雪の女王ヤムリシェンド

Yemuriscend the harsh than the blizzard

ユーゴルドキア大陸北東部に広がる雪原を治める北のエルフの女王。
「吹雪の女王」というのは本来誤りで、正しくは「吹雪よりも険しき女王」であった。
聖杯チャリスから2番目に生まれた始のエルフが一人で、3億年以上の時間を生きている。
誰よりも豪胆なその性格から、数々の武勇伝を作り出している。

夕凪の女王イグリザンド

Iguelizand the gentle than the evening-calm

東の海にぽつりと浮かぶ島ワノクニを治める東のエルフの女王。
「夕凪の女王」というのは本来誤りで、正しくは「夕凪よりも優しき女王」であった。
聖杯チャリスから4番目に生まれた始のエルフが一人で、3億年以上の時間を生きている。
神の声を聞ける能力を持ち、神託を世に授けることで大地に平和を齎している。

喝采の王ガゼルゼンス

Gathelzence the more august than the applause

ユーゴルドキア大陸の南に位置するアレンティア大陸の北部一帯を治めている南のエルフの王。
「喝采の王」というのは本来誤りで、正しくは「喝采よりも畏き王」であった。
聖杯チャリスから1番目に生まれた始のエルフが一人で、3億年以上の時間を生きている。たぐい稀な商才を以ってして、不毛な大地の中でも南のエルフを繁栄させた。

西の女王ルゼルアンド

Queen Luhzelluand

西のエルフ。黄金の王ラドゥイアゴスと番いを成すもの。
……であるはずなのだが、ふたりの気質ゆえか。その関係は夫婦というよりも、付き合いの長い友人といったものになっている。
彼女の密かな趣味は、薬草の研究。しかし研究の目的は、決して医療といったものではない。いざという時に備えての爆薬・劇薬作りである。


南の女王グジェラジェスド

Queen Gugelazhesd

南のエルフ。喝采の王ガゼルゼンスと番いを成すもの。
その昔は太陽のように明るい女性であったそうだが、ある事故に巻き込まれて死に瀕して以来、ひとが変わってしまったように冷たくなったという。
魔物のように彼女の目は輝いている、とある近衛兵は言っていたとか、なんとか。


その他 others

ラニャーマ=ゼラギア議長

President Ranjarma-Xelageer

ホビット族。エルサムガスク公国議会を取りまとめる議長。
事実上の、公国の最高指揮官であり、同時にホビット族最強の魔導士でもある。
そんな彼女は、イグレスラッド島に移住しラドゥイアゴス王に指示を仰いだという過去を持つ。

守護竜たち

Guardians of Yelekedis

竜神カリスの眷属とされる4柱たち。
左から、黒のカミラ、緑のリルフ、赤のベムド、巨鳥スパーナで構成される。

チャリス神

Chalice the Dragon god

大地の守護神である竜神。
空を往く孤独な大陸「竜の方舟」にて眠る存在。